スッポンの育つ環境

あああ日本人のみならず、近年では外国でも人気のスッポン。
カメ目スッポン科、キョクトウスッポン属に分類される「カメ」です。
「キョクトウスッポン」、「シナスッポン」とも呼ばれます。

そのスッポンは、古来から滋養強壮と美容効果を期待する健康食品として愛されてきました。
現代ほど科学・化学の発達していない時代から、その効果・効能が認められており、書物や口伝で今に伝えられています。
スッポンの名前を冠しているドリンク剤やタブレットが多く発売されていますね。

スッポンが単純に「美味しいから」という理由だけではなさそうです。
今回は、そんなスッポンについて、皆さんにご紹介させていただきます。

スッポンの分布

スッポンは、主に東洋の国々に分布しています。
(日本、中国、台湾、韓国、北朝鮮、東南アジア) 東洋以外では、ロシアでスッポンが見つかっています。

日本では、主に本州の南側に生息していますが、養殖場から逃亡した個体と、自然の個体の両方が入り乱れており、正確な自然分布については確認しようがない状況にあります。
日本国内に生息している個体については、「本州」、「四国」、「九州」に生息しているものが在来種であると考えられていますが、南西諸島の個体は、中国から持ち込まれた種が起源になっていると考えられています。

現在も追跡研究が続けられてはいますが、現状ではスッポンの分布を正確に調査するのは至難の業です。
南西諸島の個体を起源と考える場合、九州から北に分布する個体の事を、「亜種」と表現する場合があります。

スッポンの形態

甲羅の最大甲長は、38.5cmです。
稀に60cmにもなる大きなものもいます。
スッポンは他のカメと異なり、甲羅表面が角質化していないので、甲羅全体が柔らかい特徴を持っています。
硬い甲羅ではないため、カメの中でも大きさのわりには、非常に軽い部類に入ります。
幼体には、腹側に赤みがかった黒い斑紋があり、成体になると白色やクリーム色になります。

噛みつく力が尋常ではないほど強力なのは、皆さんがご存知でしょう。
「一度噛み付いたら、雷が鳴っても離さない」というのは有名な言葉です。
噛み付いたスッポンは、首を甲羅の内側に引っ込めます。
噛まれた場合、動かずにじっとしていると10秒ほどで離してくれますが、痛みに耐えかねて動いてしまうとひたすら噛み付いたままです。
また、あまり知られていませんが、スッポンを噛みつかれた状態で水の中に完全に漬けると、離して泳いで逃げる習性を持っています。

健康食品として有名になったスッポンが、昔から様々なシュチエーションで登場するあたりは、多くの人に何らかの影響を与えてきた結果ではないでしょうか。

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