コラーゲンの生成メカニズム

コラーゲンたっぷりの専用鍋などが、現在でも人気を博しています。
すっぽん鍋は、滋養強壮・疲労回復・精力増強の三拍子だけではなく、美容にも効果があるとして特に注目されています。
現在までは、男性が食べる料理として認知されていましたが、現在では女性がすっぽん鍋を求めてお店を訪れる姿が見受けられます。
コラーゲンの代表的な料理は鍋料理でしょう。
コラーゲンを全面に押し出した料理が多く紹介され、その料理を食べたらお肌ツルツルになったという感想が多く寄せられています。
一方で、コラーゲンを経口摂取しても意味がないという声も上がっていました。
実際は、どちらが正しいのでしょうか?
経口摂取では本当に意味がないのでしょうか?
今回は、そんなスッポンコラーゲンの経口摂取について、その仕組みを皆さんと一緒に学んで行きたいと思います。

コラーゲンの生成メカニズム

コラーゲンは、多くあるタンパク質の一つです。
タンパク質は、胃腸による消化・吸収の段階で、アミノ酸やペプチドと呼ばれる物質まで分解されます。
分解されたアミノ酸やペプチドは、リンパ管を通って血管に運ばれ、体中の細胞に運ばれます。
つまり、コラーゲンを摂取しても、結局は、他の肉や魚に含まれるタンパク質と同様に分解吸収されます。
それが、「コラーゲンを摂取すればお肌プルプルになれると言うのは信憑性に欠ける」と言われる根拠です。

しかし、近年の研究において、コラーゲンに新しい事実が発見されています。
2009年、1日に5000mgのコラーゲンを約1ヶ月、毎日摂取すると30歳代の被験者について、肌の角質水分量が上昇している事が発見されました。
さらに、2014年にも、1日に5000mgのコラーゲンを同様に1ヶ月、毎日摂取した結果、45歳〜65歳の被験者について、体のシワについて改善されている事が発見されています。

また、コラーゲンがリンパ管から血中に吸収される時、多くのコラーゲンはアミノ酸となり、ペプチドは極めて微量しか吸収されていないといわれてきましたが、ドリンクなどに含まれているペプチドは、通常の食事に含まれるペプチドよりも多く血中に吸収されている事が分かってきています。
しかも、そのペプチドが、細胞の弾力を保つための命令を発信していると言うのです。

コラーゲンの経口摂取による可能性

摂取したすっぽんコラーゲンが、そのまま体内のコラーゲンになるわけではなく、細胞の活動を促進させる点については変わりはありません。
しかし、従来まで考えられてきたよりも、多くのペプチドが血中に吸収されているとするならば、傷の回復や炎症の緩和、骨肉の健康を保つなど、今まで考えられてきたよりも幅広い効果を期待できそうです。