スッポンで貧血予防

女性に多い悩みの代表と言っても過言ではない「貧血」。
日本鉄バイオサイエンス学会によると、実は日本人の成人女性のうち、約17%が貧血というデータが発表されています。
耳鳴りや目まい、立ちくらみなど、様々な症状が出る貧血ですが、スッポンを食べることで予防できるかもしれません。
今回はスッポンによる貧血予防について、皆さんにご紹介させて頂きます。

スッポンの貧血予防成分

スッポンには、非常に多くの栄養素が含まれています。
その中でも、特に貧血に効果が期待できる栄養素が「ビタミンB群」です。
具体的には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸が含まれています。

血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが減少している状態を「貧血」といいます。
貧血の症状として代表的なものは、動悸や息切れでしょう。
それ以外にも様々な症状が複合的に現れる特徴があり、食欲が無くなったり、顔色が悪くなったりと、決して軽く見てはいけない状態なのです。

スッポンに含まれるビタミンB群と鉄は、血液中の赤血球と、赤血球に含まれるヘモグロビンを作る為に絶対に必要な栄養素。
赤血球とヘモグロビンは、血液の中でも特に重要な役割を担っており、これらの減少は高確率で貧血になってしまいます。
スッポンは大切な赤血球とヘモグロビンを生成する栄養素をふんだんに含んでいる。
それが、貧血に効果を発揮してくれると信じられる根拠となっています。

ビタミンB12と葉酸の働き

「ビタミンB群が赤血球とヘモグロビンを作る」の部分を、もう少し掘り下げてみます。
赤血球を作り出す栄養素が、ビタミンB12と葉酸です。
実は、ビタミンB12と葉酸の2つが揃わなければ、効果的に赤血球を作り出すことはできません。
どちらか片方だけでは効果的に赤血球とヘモグロビンを作り出せないのです。
従って、「貧血を予防するために」という意味で食材を選ぶなら、必ずビタミンB12と葉酸を一緒に摂取する必要があります。
逆に考えれば、ビタミンB12と葉酸が不足すると、貧血になる可能性は非常に高くなるともいえます。

鉄分とヘモグロビン

赤血球に含まれるヘモグロビンを作る材料となるのが、スッポンに含まれる鉄分です。
ヘモグロビンが減少すると、全身の細胞に酸素が運搬されなくなり、細胞が酸欠状態になってしまいます。
細胞の酸欠状態は、貧血の症状が出てしまう要因になるため、ビタミンB12、葉酸と同様に、鉄分も効果的に摂取しなければなりません。

スッポンには、貧血を予防する栄養素がふんだん

ここまでの説明でご理解いただけたかと思います。
貧血に関係する赤血球とヘモグロビン濃度、そして細胞の酸素濃度、これらの条件が満たされていなければ貧血の状態になる可能性が非常に高くなります。
スッポンには、ビタミンB12も葉酸も鉄分も豊富に含まれており、それら全てをまんべんなく摂取することができるのです。

とはいえ、毎日スッポンを食べることは不可能に近いのが現実です。
残念ながら、簡単にスーパーで手に入るような食材ではありません。
そこで、ドリンクやサプリメントの登場となります。
ドリンクやサプリメントならば、毎日欠かさず手軽に摂取することが可能です。

毎日のスッポンで貧血知らずの体を手に入れましょう。